北海道のある森に北極から流氷に乗ってやってきたしろくまの子供がいました。
おおきなおおきな木のある森の丘でちょうちょを捕まえようと走っていると
転んでコロコロ転がり落ちていって木の根っこに挟まってしまいました。
丁度そこに、人間の女の子がやってきました。
挟まったしろくまを助けようと、おしりを掴んで引っ張ってみましたが動きません。
そこに今度は森の妖精コロポックルがやってきて、
なにやら不思議な呪文をとなえると、スポン!と抜けてしろくまはコロコロ転がりました。
コロポックルは、このくまは北極からのやってきたしろくまの子供だと女の子に教えました。
こうして、しろくまの子供はは女の子と仲良くなりました、
女の子に水玉リボンを付けてもらい、コロコロ転がっていたので「コロルくん」 と名付けました。
こうしてコロルくんは、この森の仲間になりました。