主任 「今日もひっそり始まった当コーナーです」
課長 「コロポックルって何者、って話ですね」
部長 「コロポックル(アイヌ語: コㇿポックㇽ korpokkur)は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。」
主任 「ウィキペディア棒読みしないでください。つまり北海道の伝説の小人なんですね。」
課長 「コロルくんの世界では妖精とされています」
主任 「絵本にも出てきます」
部長 「彼らは何をしているんだろうと」
課長 「北海道の自然を見守ってるんです」
主任 「魔法的なものも使えますけど」
部長 「彼らが季節を変えてるのか」
主任 「いやそこまでは。」
課長 「基本的には自然を見守る役目ですね。四季や山や海の恵みが今年もたくさんありますように、と」
主任 「バランサーってやつです」
部長 「難しいけど要するに、この先我々の大人の都合でいろいろ変わるかも、と」
課長・主任 「そうです」
部長 「言い切った」
主任 「わかっているのは彼らがアオッコ・オレッコという名前である事」
課長 「北海道の動物たちと意思の疎通が出来る事」
部長 「じゃあ人間との通訳的な」
主任 「でも基本、人間には見えませんからね彼らは」
課長 「女の子は特別なんです」
部長 「この女の子にもずいぶん秘密があるんだな」
主任 「秘密ってほどではないですけど。純粋な心がないと見えないんです」
課長 「妖精ですからね」
部長 「コロポックルはこの2人だけなのか」
課長 「いえ基本的に14人います」
部長 「14人・・・」
主任 「それぞれの持ち場にいます」
部長 「持ち場?」
課長 「これなかなか北海道民でも気づかない数字じゃないですかね」
部長 「地域・・?」
課長 「ですね。北海道には14の区分けがあるんです」
部長 「これ道外の人あまりピンと来ないのでは・・・」
主任 「道民でもそれほど意識しないですからね」
課長 「とにかくコロポックルは全道にいると」
部長 「それって、いつか登場するの」
主任・課長 「未定です」
部長 「言い切った」
次回につづく