主任 「今日はなんですか」
部長 「疲れてるとはいえ頭からぶっきらぼう過ぎんか」
主任 「だって連休が終わったかと思ったら新しい商品の準備で」
部長 「まあまあ。コロルくんに新しい仲間ができるわけだから」
主任 「そうなんですよ!これまた可愛いんですよ!」
部長 「早く写真撮らなきゃ」
主任 「まだ手元に届いてないのです」
課長 「あいや~お二人さん。いぇい」
主任 「なんの脈絡もなくチャラくないすか」
部長 「会議室入るなりいぇい言われたの初めてだ」
課長 「大事な話があります。コロルくんの好物を”シャケ”にします。」
部長 「いきなりすぎる」
主任 「もう少し間を使って喋りませんこと」
課長 「つまり、コロルくんの好物が”シャケ”とします。」
部長 「もはや意味不明」
主任 「設定の話ですか?」
課長 「まあそうです。とりあえずイチから話しましょう」
部長 「どうせならゼロから話して欲しい」
主任 「長くなりそう」
部長 「コロルくんの物語、コロルくんの秘密をこのコーナーで紹介していくと言う話に関係が?」
課長 「その通りです。ってそういう発表だったんですけど」
主任 「部長あっさり言ってしまいましたけど」
部長 「だって」
課長 「コロルくんの世界についてもっと知りたいという質問が今までにも何度かありまして」
主任 「そうですね、設定資料も一応ありますし」
部長 「小出しにするって話だったよな」
主任 「なんかビジネス感満載の言い回し止めてください」
課長 「それをこの夏、せっかくなので解放しようと」
部長 「前もそんな事言ってなかったっけ」
主任 「コロポックルにも秘密があるんですよね」
部長 「そうなの?」
課長 「なんで知らないんですか」
主任 「ありますよ。すんごい秘密」
部長 「あったか?」
課長 「主任、部長の口を封じて」
主任 「イエッサー」
部長 「うぐぐ」
課長 「さて、ここで最初の話、コロルくんの好物を”シャケ”にします、という事ですが」
主任 「それいつ決まったんですか」
課長 「12時間くらい前ですかね」
部長 「えらい最近だな」
課長 「まあこのように、今後このコーナーでは徐々にコロルくんの秘密を・・・」
主任 「明らかにこのコーナーで仕様固めするつもりですね」
部長 「隠そうともしてないのが凄い」
課長 「いや!仕様はあるんですよ!かなり」
主任 「わかった!細かいところを作るのが疲れた!」
部長 「ファンの人の考えたネタを勝手に採用するつもりなんだな」
主任 「あり得ますね」
課長 「さあ!張り切って行きますよ!」
主任 「どこに」
次回につづく