課長 「メリークリスマス」
主任 「いやほら、みなさんこう、そろそろクリスマス意識高めかなと」
課長 「プレゼントとか、迷ってらっしゃるのではと」
主任 「ネックレスとか指輪とか」
部長 「そういうのはどっか外でアピールしなさい」
課長 「まあ今回はひとつ、クリスマスプレゼントにコロルくんを」
部長 「ストレートな宣伝だなおい」
主任 「流行りのステルルマーケティングの流れに反して」
課長 「主任それ、ステルス」
主任 「いや、せっかくなのでオフィシャルショップの宣伝をしておこうかなと」
課長 「まあネットショップなんですけど」
部長 「もともとコロルくんは北海道の各販売店の店頭で販売させて頂いてるのだが」
課長 「ええ。しかしどうしても近場にお店が無い方もいらっしゃいます」
主任 「そこで一部のアイテムを、ネット販売させて頂いてるという事でして」
課長 「プレシャモールにて、ぬいぐるみと絵本を中心に展開させて頂いております」
主任 「あ、なんかチーズとかベーコンとか売ってる」
課長 「はい。あ、シェフコロルくんですね」
部長 「バレたか」
主任 「いやバレるも何もきっちり製品化してるし」
課長 「この度、北海道内の、ちょっとレアでかなり美味しい作り手の皆様のご協力で実現しました
”シェフコロルくん” シリーズです」
部長 「原材料、加工する場所まで北海道に拘り、無添加にも拘るというコンセプトです」
主任 「取って付けたような企画じゃないんですかあ?」
課長 「それなら楽なんだけど、実は立ち上げに2年掛かってる」
主任 「うっそ」
部長 「そりゃあ出すからには」
課長 「もちろん宣伝も兼ねて言いますけどね、これ、旨いのよ」
部長 「キャラクター商品って言うよりも、元々旨いもんにコロルくんを・・・」
主任 「乗っかったわけですね」
課長 「まあ、そういう事になる」
主任 「このベーコンどうやって食べるんですか」
課長 「僕はフライパンで軽く炙って、ワインと共に」
部長 「あ、私はチーズのほうを炙る」
主任 「チーズ炙るんですか」
部長 「ししゃも入りチーズ美味しいぞ」
主任 「ししゃも・・・」
部長 「鵡川町の特産だな。濃いめのチーズの味と意外に合う。いやホント」
課長 「食べてる間にコロルくんがどうでも良くなるくらい美味しいです」
主任 「宣伝になってるのかなってないのか」
部長 「あんまり言うと宣伝っぽくなるけど、旨いものは美味いから仕方ない」
課長 「いや事実、非常に手間暇かけて真面目に作られた逸品です
ぜひお求め頂きたいと思います」
主任 「あ!”コロ食”!!!」
部長 「主任がそれ言い出したときはバレたかと思ったもんだ」
課長 「ヒヤヒヤしましたよね」
主任 「うわー」
課長 「まあ今後ともプレシャモール、並びにシェフコロルくんも宜しくお願いします」
主任 「これ今後も増えるんですか」
部長 「もちろん増やしたいんだけど、シェフコロルくんにおいては
まず、原料から製法、味まで本当にお勧め出来る商品のシリーズにしたいので
とっても時間はかかります」
課長 「まあこれからも北海道のレアな美味しいモノを発掘していくと」
主任 「・・・なんでそんな楽しそうな仕事私に内緒だったんですか」
部長 「しまった」
課長 「では皆様、本日はこれにて」
主任 「ねー、なんで」